当院ではスポットビジョンによる弱視スクリーニングを行っています。

ウェルチ・アレン・ジャパン株式会社 「スポットビジョン」

当院では1歳半検診にて、無料で弱視スクリーニングを実施しております。
早期に弱視に気が付き矯正することで視力の発達を促すことができます。

弱視とは?
弱視は子供の50人に1人起こるといわれており、多く見受けられる病気です。
弱視には4種類あります。

  • 屈折異常弱視(主に遠視、時に近視・乱視が両眼ともに強いためにおこる、両眼の視力発達障害です。)
  • 不同視弱視(主に遠視、時に近視・乱視に左右差が強いためにおこる、片眼の視力発達障害です。)
  • 斜視弱視(眼の位置がずれる「斜視」のために、斜視になっている眼の視力が発達しません。)
  • 形態覚遮断弱視(先天白内障、眼瞼腫瘍、高度の眼瞼下垂のために視力刺激が網膜まで届かない、片眼あるいは両眼の視力発達障害です。)

子供の目の機能は3歳まで急速に発達し、6歳ごろまでにほぼ完成します。その発達の過程で斜視や目のレンズの屈折異常(遠視・近視・乱視)があると、光が目の中に入る際に阻害され、適切な視覚刺激が受けられず、健全な視力の発達が阻害され「弱視」につながります。
しかしながら小さなお子さんからの訴えは難しく、ご家族も気づきにくいので、早期発見・早期治療につなげるため他覚的にスクリーニングすることが大切です。

当院ではスポットビジョンスクリーナーを用いてお子様の弱視をスクリーニングしております。
1歳半検診で異常がなくても、発達の段階で異常が生じる可能性もあります。
視力の発達が完成するといわれている6~8歳までは、1年に一回は自費での検査をおすすめいたします。

自費での検査は1回1000円となります。

検査にかかる時間は数秒でお部屋を暗くして行います。機械の発する光を見るだけで検査は終わります。
結果はプリントアウトして、当日お渡しできます。異常が生じた場合は、専門機関へ紹介状を作成しより詳しい検査、治療へつなぐお手伝いをさせていただきます。なお、ビジョンスクリーナは視力の検査ではなく、目のレンズの歪みと網膜への投影に対しての検査となります。

お子様だけでなく大人の検査もできます。使用している眼鏡やコンタクトレンズの度数があっているかの確認をすることも可能です。
ご家族でぜひご相談ください。

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