赤ちゃんの夜泣き対策

こんにちは、有明こどもクリニック豊洲院院長の「のりちゃん先生」こと、村上典子です。

今日は赤ちゃんの夜泣きについてお送りします。
夜泣きは、多くのパパママが経験する育児の悩みの一つですよね。今回は、夜泣きの原因や対処法についてご紹介したいと思います。

◆夜泣きって何?

夜泣きとは、赤ちゃんが夜中に突然泣き出しなかなか寝付かないことを指します。生後3ヶ月から2歳くらいまでの赤ちゃんによく見られます。夜泣きが続くとママもパパも睡眠不足になり大変ですよね。

◆夜泣きの原因

夜泣きの原因はさまざまですが、いくつかの主な要因があります。

生理的な要因
赤ちゃんの睡眠サイクルがまだ未発達であるため、深い眠りと浅い眠りが頻繁に入れ替わります。その結果、夜中に目が覚めてしまうことがあります。

心理的な要因
昼間の刺激やストレスが原因で夜に泣いてしまうことがあります。新しい環境や大きな変化があった場合にも、夜泣きが増えることがあります。初めてワクチンを接種した日の夜から夜泣きがひどくなったと伺うこともあります・・。

身体的な要因
お腹が空いていたり、おむつが濡れていたり、体調が悪いといった身体的な不快感が原因で夜泣きすることもあります。

◆夜泣き対策

落ち着いた環境を作る
寝る前に部屋を暗くして静かな環境を整えましょう。ルーチンを作ることで、赤ちゃんも安心して眠ることができます。

お腹を満たす
寝る前にしっかり授乳やミルクを与えてお腹を満たしておきましょう。満腹感があるとより深く眠ることができます。

・優しく声をかける
夜泣きした時にはすぐに抱っこするのではなく、まず優しく声をかけて落ち着かせてみましょう。それでも泣き止まない場合は抱っこしてあげてください。

おむつを確認する
おむつが濡れていると赤ちゃんは不快に感じて泣くことがあります。おむつを確認し必要なら交換しましょう。

昼間の活動を見直す
昼間に十分に活動させることで夜にぐっすり眠ることができます。お散歩に行ったり遊びを増やしてみましょう。

◆パパ・ママへのアドバイス

・自分の睡眠を確保する
昼間に赤ちゃんが寝ている間にパパママも一緒に休むようにしましょう。睡眠不足はストレスの原因になります。

サポートを求める
パートナーや家族に協力をお願いし夜泣きの対応を交代で行うようにしましょう。一人で抱え込まず助けを借りることも大切です。

リラックスする
夜泣きが続くとストレスが溜まりますが、リラックスする方法を見つけて、心身をリフレッシュさせましょう。散歩や読書、お風呂に入るなど、自分のための時間を持つことも大切です。

赤ちゃんの夜泣きは成長の一環として自然なことです。少しずつ対策を試しながら家族が安心して過ごせるように工夫していきましょう。
何か心配なことがあればいつでもクリニックにご相談くださいね。

次回も、役立つ情報をお届けしますのでお楽しみに!

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