子どもの睡眠習慣について

こんにちは、有明こどもクリニック豊洲院院長の「のりちゃん先生」こと、村上典子です。

今日は子どもの健康と発育にとってとても大切な「睡眠習慣」についてお話しします。良い睡眠習慣を作ることで、子どもの成長や日常生活の質が大きく向上します。

なぜ睡眠が必要なの?

子どもの成長と発育には十分な睡眠が欠かせません。睡眠中(特に22時から2時)に成長ホルモンが分泌され、体と脳がしっかりと休息することで、健康な発育が促されます。また、睡眠は記憶の定着や学習能力の向上にも重要です。

良い睡眠習慣を作るためのポイント

規則正しい生活リズム
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが大切です。週末も長期休暇中も同じリズムを保つよう心がけましょう。

リラックスする時間を作る
寝る前には、リラックスできる時間を作りましょう。とくに20時以降はテレビやスマホの画面を見ないようにし、静かな環境で絵本を読んだり、音楽を聴いたりすると良いです。

快適な睡眠環境を整える
部屋の温度や湿度、照明を調整して、快適な環境を作りましょう。暗く静かな環境が理想的です。

適度な運動
日中に適度な運動をすることで、夜にぐっすりと眠れるようになります。ただし、寝る直前の激しい運動は避けましょう。

カフェインの摂取を避ける
子どもにはカフェインが含まれる飲み物や食品を与えないようにしましょう。カフェインは覚醒作用があり、睡眠の質を低下させることがあります。

夜泣きや寝つきが悪いときの対処法

原因を見つける
子どもが夜泣きする場合、その原因を探りましょう。お腹が空いている、おむつが濡れている、部屋が暑すぎる・寒すぎるなど、様々な原因が考えられます。

優しく対応する
子どもが泣いているときは、優しく抱きしめたり、声をかけたりして安心させてあげましょう。無理に寝かしつけようとするよりも、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。

子どもの健やかな成長には、良い睡眠習慣が欠かせません。家庭でできる対策を取り入れて、子どもがぐっすりと眠れる環境を整えてあげましょう。体内時計は夜は暗い中でしっかりと寝て、朝しっかりと朝日を浴びることでリセットされます。
のりちゃん先生は「早寝早起きラジオ体操朝ご飯」を推奨しています!

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