新型コロナ禍を経て、子ども達の心にどのような影響があったか?
新型コロナ禍において、子ども達は学校の休校や外出制限などで普段の生活が大きく変わり、また家族のストレスや不安などにもさらされました。そのため、子ども達の心、現場でも実感しています。
実際に、日本小児精神医学会によると、新型コロナウイルス感染症流行前と比べて、若者の精神疾患を訴える人の数が増加しているとの報告があります。また、国立社会保障・人口問題研究所も、子育てにおけるストレスや不安が高まり、子どもの発達に悪影響を及ぼすことも指摘しています。
ただし、まだ正確な統計データは得られていません。新型コロナ禍におけるこどもの心の健康に関する研究が進められる中、今後も注目が必要です。
発熱、風邪、胃腸炎等のありふれたご相談以外にも、朝起きれない、夜眠れない、学校を休みがちになる等のご相談があれば、気軽にご相談ください。
小児科領域でサポートしつつ、必要に応じて小児精神領域との連携し、少しでも改善できるよう努めてまいります。