夏は1年の中で一番紫外線が強く、日が長いため紫外線に晒される時間が長いことも特徴です。
最も手軽に行える対策は日傘、帽子、日焼け止めかと思います。
日に当たることは、体内でのビタミンDの生成を行うという観点から、ある程度は必要です。
しかし、過剰な直射日光などは肌へのダメージや火傷、光老化を促進させ、将来的なシミ・シワ・たるみの原因となります。
では、日焼け止めはどのようなものを選べばいいでしょうか。
もちろん肌質によって、肌に合うものとそうでもないものがあるので、実際に使用する前にパッチテストをしてみるのがいいでしょう。
パッチテストとは、顎の影になるところや首の隅など、他の方から見ても目立たないところに試しに日焼け止めを塗ってみて、刺激や赤みが強く出ないか確認するテストのことです。
塗るタイミングはいつでも大丈夫ですので、首筋などでしたら夜シャワーを浴びた後に塗り、朝洗い流してもらっても大丈夫です。
パッチテストを行ってみて、特に問題がないようでしたらお顔全体に塗るという流れにすると、最初からお顔に使用してトラブルが起きた時のことを考えると、一つやることが増えるのですがトラブルは未然に防げます。
薬局や医療機関で販売している日焼け止めは週百種類におよび、どれを選んでいいか分からないかもしれません。
選び方の参考に以下の情報を参照していただけると幸いです。
いかがでしょうか。私個人としての使用感ですが、PA++++で汗を大量にかく動き(登山など)では製品によって白浮きしやすい印象があります。ウォータープルーフは塗ったとしても、海やプールに入ったり、途中で擦ったりなじむ前に水中に入ることで効果不十分かつ塗りムラが発生しやすくなりますので気をつけてください。
野球やサッカーのクラブ・部活の場合も休憩ごとに塗りなおすようにお子さんに持たせましょう。
具体的には、出かける20~30分前に塗り、外出中も2時間を目安に塗りなおしましょう。赤ちゃんの場合は以下の図を参考に塗ってみてください。
1日の終わりは日焼け止めをしっかりと落とす必要があります。特におでこと前髪の生え際は洗う時に見逃しやすいため、洗顔料をギリギリまで使用し、擦らず泡で洗いましょう。
当院でも赤ちゃん向けの低刺激の日焼け止めやシャンプー・ボディソープを扱っています。低刺激で生後0ヶ月の新生児でも使えるので、ご家族でも共用できます。いつでも定価の5%OFFでお買い求めいただけます(サンプルもございます)。
有明こどもクリニック豊洲院では皮膚科専門医によるスキンケア外来も毎月第4木曜日に受診できます。赤ちゃん~大人の方まで受診OKですので、お肌のご相談やトラブルが気になりましたらご相談ください。(以下のリンクからご予約可能です)