2025.12.20 「自分にとって、そしてクリニックにとって、本当に大切なこと」
医療現場は常に多忙です。患者さん対応、電話応対、書類処理、物品管理……どれも大切な仕事です。しかし、忙しさに追われていると、すべてを「今すぐやらなければならないこと」と思い込んでしまいがちです。
そんなときこそ、「第3の習慣」を思い出します。それは、自分にとって何が最も重要なのかを見極め、その“重要なこと”を最優先で実行するという姿勢です。単に「急ぎの仕事」を片付けるのではなく、「価値のあること」に時間を使うという考え方です。

たとえば、命にかかわる情報の処理や、患者さんの不安に寄り添った対応は、まさに最優先すべき仕事です。昨日のケースでは、感染症の可能性に関する問い合わせがありました。すぐに判断できない状況でしたが、「安心・安全を第一に考える姿勢」が自然とスタッフ内で共有され、常勤医師を交えての対応方針を決める流れができていました。これは、まさに「最優先事項を優先した」良い実践例だったと感じます。
また、仕組みづくりや業務改善といった「緊急ではないが重要なこと」にも、意識を向けていきたいと考えています。最近は新しいスタッフも増えつつあり、教育や引き継ぎの体制を整えておくことが、これからの安定した医療提供に直結します。今後のための土台づくりに時間を投資することも、大切な“最優先事項”のひとつです。
忙しい毎日の中でも、自分の役割と目的を見失わず、何に時間を使うべきかを常に問いながら行動する。そうした姿勢が、結果として患者さんの信頼や、チーム全体の成長につながっていくのだと感じます。
今後も、目の前の業務に流されるだけでなく、「自分にとって、そしてクリニックにとって、本当に大切なこと」に時間を使っていけるよう意識していきたいと思います。

