2025.10.15 「リピート率を高めて安定した医療提供」
本日は、朝礼で取り上げられた「7つの習慣」の中から、第4の習慣「Win-Winを考える」についてご紹介いたします。
「Win-Win」とは、自分も相手も共に満足できる結果を目指す考え方です。どちらか一方だけが得をするのではなく、両者が納得し、前向きな関係を築いていくことを目的としています。医療現場では、患者様、スタッフ、そしてクリニック全体がそれぞれ満足し、信頼関係を深めていく「三方良し」の関係が理想です。

この考え方は、日々の診療や業務の中でも活かすことができます。たとえば、患者様に対して次回予約をご提案する際、「通院の計画を立てて健康を維持していただくこと」と「リピート率を高めて安定した医療提供を実現すること」の両立が可能です。これはまさにWin-Winの関係です。
また、スタッフ同士の関係においても、互いにサポートし合い、協力して業務を進めることが、結果として個々の負担軽減や業務効率の向上につながります。こうした小さな積み重ねが、チームとしての信頼関係を育てていきます。
Win-Winの考え方を実践する上で重要なのは、相手の立場を理解しようとする姿勢です。自分の意見や主張だけを通そうとするのではなく、相手のニーズや価値観にも目を向けることが、最終的にお互いにとって良い結果につながります。
この「Win-Winを考える」という習慣は、特別なスキルではなく、日常の中で意識できる姿勢です。患者様との会話、スタッフ同士のコミュニケーション、目標達成に向けた話し合いなど、あらゆる場面で取り入れることができます。
今後も朝礼では「7つの習慣」の学びを共有しながら、よりよいチームづくりと医療サービスの質の向上を目指してまいります。次回は「第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される」を予定しております。引き続きよろしくお願いいたします。

