2025.09.10 「患者満足度やリピート率の向上」

日々の忙しさの中で、本当に大切なことに意識を向けられているでしょうか。
『7つの習慣』の第2の習慣は「終わりを思い描くことから始める」です。
これは、自分の人生の最後にどのような姿でありたいかをイメージし、その理想像を基準に日々の行動を選択していくという考え方です。

私たちの医療現場に置き換えると、この習慣は「患者さんにとってどう在りたいか」を常に意識することにつながります。
忙しさの中で目の前の業務に追われると、本当に大切な「患者さんの安心・満足」を忘れてしまいがちです。
しかし、理想のクリニック像を終わりに思い描けば、今この瞬間に取るべき行動も明確になります。

例えば、電話対応ひとつをとっても「患者さんに安心していただく」ことをゴールにすれば、折り返しのスピードや言葉遣いが自然と改善されます。
来院時のご案内も「次回もまた来たい」と思っていただけるような配慮を意識できます。

この習慣を実践することで、患者満足度やリピート率の向上にもつながります。
リピート率を高めるには「また来たい」と思っていただくための丁寧な声掛けや次回予約のご案内が重要です。
患者満足度を高めるには、不安を残さず、笑顔でお帰りいただくことを最終ゴールに据える必要があります。

「終わりを思い描くことから始める」とは、日常の小さな行動を理想の姿に結びつけることです。
私たちがめざすのは、患者さんから信頼され、安心して通っていただけるクリニックです。
今日もその理想を胸に、一つひとつの行動を積み重ねていきましょう。

PAGE TOP
error: Content is protected !!