当院では、50歳以上の方対象に江東区令和5年度帯状疱疹予防接種を受け付けております。

予診票がお手元に届き次第、お電話にてご予約を承ります。
※院内在庫がある場合には当日接種ができる場合もあります。お急ぎの方はお問い合わせください。

【予診票について】
令和5年度帯状疱疹予防接種の助成を受ける際は、予診票送付依頼書を郵送し、事前に予診票を取り寄せていただく必要があります。ご自身での請求が必要になりますので、ご注意ください。

【接種期間について】
助成期間は2023年04月28日~2024年3月31日となります。コロナワクチンとの接種間隔を2週間以上開ける必要があるため、スケジュールに余裕をもっての接種をおすすめいたします。

【帯状疱疹とは】

帯状疱疹は、主に小児期に水疱に罹患し、潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって引き起こされます。日本人のほぼ100%が帯状疱疹ウイルスを保有しており、80歳までに3人に1人が発症するといわれています。
帯状疱疹は体の左右どちらかの神経に沿って、強い痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じ、症状は3-4週間ほど続きます。発症部位は上肢から強背部が最も多く、顔面や目の周りに現れることもあります。

通常は皮膚症状に先行して痛みが生じ、その後皮膚症状出現後にピリピリと刺すような痛みに変わります。夜も眠れないほど激しい痛みの場合もあります。多くの場合は皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあります。これは「帯状疱疹後神経痛(PHN)ピーエイチエヌ」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。治療に半年から1年かかることもあります。
また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすこともあります。

事前に予防接種をうけることで、症状の発症や重症化を防ぐことが可能です。ぜひ接種をご検討ください。

※帯状疱疹ワクチンは2種類あります。ご予約の際にはご希望のワクチンをお伝えください。

乾燥弱毒生水痘ワクチン
(生ワクチン)
シングリックス(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)
(不活化ワクチン)
料金7000円/回
(予診票持参:自己負担額3000円)
22000円/回
(予診票持参:自己負担額12000円)×2回
接種回数・効果接種1回のみ
効果持続は5年程度 
接種は2回
効果持続は10年以上
2回目は1回目接種から2か月後
(遅くとも6か月後までに接種)
接種は必ず2回行ってください効果が半減します。
接種部位皮下注射筋肉注射
副作用注射部位の赤み・しこり・はれ、
発熱、発疹、じんましん、かゆみ
コロナワクチン接種後のような症状が出ることがあります。
接種部位の疼痛・発赤・腫脹、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感

参考

帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹の予防

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